朝6時…
いつものように泰三さんの腕の中で目が覚めた。
いつもと違うのは、お互いの下半身がいつも以上に元気な事…。

「おはよう」
「おはよ」
「よう寝れたか?」
「うん。……あ、固いw」
「もー、こりゃしばらく起きられんわ」
「出す?」
「アホかw しりとりでもして落ち着かせるで」

エロい事を考えないようにとしりとりをすること5分…
ようやく落ち着いてきたので着替えて2階のリビングへ降りて行った。

「おはようございます」
「おはよう、よう寝れた?」
「はい、おかげさまで。和泉さんは…」
「かれこれ30分くらいトイレに篭ってるわ」
「相変わらず新聞ですかw」
「そうなんよ。もうそろそろ出てくると思うけど」

テーブルについてヨーコさんと話していると和泉さんが出てきた。

「おう、おはよう」
「おはようございます」
「おはようございます」
「ほな、メシ食ったらすぐ出るか」
「そうですね」

朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆、焼き鮭だった。
関西人は納豆が嫌いだと思ってたけど
そういえば泰三さんも普通に食べてたな。
食事が終わると和泉さんと泰三さんと3人で出かけた。
龍次さんの眠っているお墓は近くだという事で歩いていった。

浄国寺というお寺に着いてバケツに水を汲む。
夜のうちに冷やされた水が気持ちよかった。
泰三さんが柄杓でお墓に水をかけ、オレが手でこすって汚れを落とす。

「うわ、冷たいw これ井戸水?おいしいのかなー」
「アホか。飲んだらダメに決まってるやろw」
「だって暑くなってきたんだもん」
「早よう川口に報告してやれやw」
「そうですね」

線香に火をつけ、お花を添える。
お墓の前に二人でしゃがみ、手を合わせた。

「龍次さん、やっとあの時の約束が果たせたわ。
こいつが新しい恋人やで。オレはもう大丈夫やから、安心してな」
「はじめまして。ユキヒロっていいます。
泰三さんのこと、幸せにします。見守っててくださいね」

「ひひひ。熱い熱いw」
「もう!和泉さん茶化さんといてくださいよw」
「ええやないかw
川口。こいつらのことちゃんと見といたれよ」

俺達の言葉に返事をするかのように
涼しい風がふわっと吹き抜けた。
八月の朝の空は青く透き通っていた。

一旦和泉さんの家に戻り、お礼を言って出発した。
大阪の観光をしたかったけど、
泰三さんに大阪は観光するとこやないと一蹴され
強引にお願いして歩いて行ける通天閣にだけ行った。
お昼は堂山町まで出て泰三さんのオススメの回転寿司屋に行った。
さすがに食い倒れの街と言われるだけあって安くておいしかった。

「さて…腹も膨れた事やし、軽く運動でもするか」
「運動?」
「昨日やってないやろ」
「……出たよw だから堂山だったんだw」
「イヤか?w」
「…大阪まで来て、っていう気もしなくもないけど…したいw」
「決まりやなw」

北欧館というサウナ*の個室を取って入った。
クーラーが効いていて気持ちがいい。
昨日キスしか出来なかった欲求不満を吐き出そうと
部屋に入った途端抱き合ってキスした。

「なあ…」

唇を離した泰三さんが恥ずかしそうに口を開く。
言いたい事は決まっているのに、恥ずかしくて言えないような
なんかそんな顔だった。

「どうしたの?」
「あの…な、えーと、今日は…そのー」

泰三さんの顔がどんどん赤くなっていく。
オレの首に回した手がモジモジと動いている。
早く続きを言って欲しかったが、オレは黙って続きの言葉を待った。

「オレが…う、ウケ…していいか?」
「……いいよ」

オレはニコッと笑って見せた。
こんな顔見た事ないけど、なんか、すげーかわいい。
泰三さんも嬉しそうな顔をして笑った。
そしてまた、キスをした。
(´・ω・`)★☆(´・ω・`)★☆かいせつ★☆(´・ω・`)★☆(´・ω・`)

はい。というわけでようやく龍次さんの墓参りです。
まあここはサラッと流しましてw
大阪はホント観光地が少ないです。
食べ物はおいしいですけどね。
そして泰三が自身のトラウマを克服しようとする。
これもこの小説でのネックでした。
でまあこんな感じになりました。

(´・ω・`)★☆(´・ω・`)★ゲイ能用語☆(´・ω・`)★☆(´・ω・`)

*1 サウナ:ハッテン場の一種。ホテルに近いが個室以外に雑魚寝状態の「ミックスルーム」と呼ばれる部屋や、二段ベッドの部屋などがある。